【1月誕生石】ガーネットには様々な色と意味がございます

ジュエリーアドバイス
新しい年の始まり1月の誕生石といえばガーネット。
今回はガーネットのご紹介をさせていただきます。

1月の誕生石「ガーネット」

石言葉「真実・友愛・忠実」

ザクロの実のような粒状の結晶とその色から「ザクロ石」とも呼ばれ赤色のものが有名です。
実は成分によってさまざまな色が存在し、なんとブルー以外の全ての色が存在します。

ガーネットの種類と色

鉱物グループ名ガーネットは、同じ結晶構造をしていながら、化学成分の違いにより

なんと12種類以上もの種類もございます。ジュエリーとして人気ある主要な種類は以下になります。

●アルマンダイン・ガーネット 
ワインレッド系
石言葉「実行力の勝利」
最もジュエリーに愛用されているガーネット。ガーネットといえば、この赤色。
●ロードライト・ガーネット
ローズレッド系
石言葉「勝利・不変の愛・実りの象徴」
1880年代に発見された、比較的ポピュラーなガーネット。スター状の光彩効果が浮き出ることも。
●パイロープ・ガーネット
血赤色系
石言葉「業火(燃える愛)」
欧州アンティークジュエリーによく使われるガーネット。
英国ヴィクトリア王朝にガーネットブームをもたらしたのがパイロープです。
1番初めの産出国である現在のチェコでは、残念ながらほとんど採れなくなっているそうです。
●スペサルティン・ガーネット
オレンジ系
石言葉「秘めた情熱」
マンダリンオレンジの色とにていることから、マンダリンガーネットとも呼ばれています。
日本でも徳川時代から根付や印籠の紐に通す「緒締め」の素材に多用されていました。
●グロッシュラー・ガーネット
翡翠とよく似た半透明、グリーン系からオレンジ系・ホワイト系までさまざまな色合い
石言葉「目標に至る幸運」
1967年に発見されたグリーン・グロッシュラー・ガーネットは
ティファニー社が「ツァボライト」と名前をつけという一気に有名になりました。
●アンドラダイト・ガーネット
グリーン系、イエロー系、ブラウン系、ブラック系
石言葉「友愛、真実、勝利」
アンドラダイト・ガーネットの特徴の一つ、
ダイヤモンドよりも高い光の分散率で、カットによっては7色の虹色の輝きが見られます。

ガーネットの中でも最高ランク「デマントイドガーネット」

ガーネットの中で最も珍しいといわれる緑色のデマントイド(オランダ語で『ダイヤのような石』の意味)。
上で紹介しましたアンドラダイト・ガーネットの中でも、グリーンのものがデマントイドとで呼ばれています。
1853年ロシアのラウル山脈で発見されたのが始まりです。
その中でも「ホーステール」と呼ばれる馬の尾のようなインクルージョンが見られるものはさらに希少性が高くなります。

■まとめ

ガーネットは種類によって大変稀少で幻の宝石といわれる種類もございます。
誕生石はガーネットだけど赤色があまり好みでないという方も
お気に入りのガーネットのカラーをお探しになられるのもオススメです。

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