9月の誕生石

ジュエリーアドバイス

タイトル通り9月の誕生石はサファィアです!

宝石マニアの方だけではなく誰もが一度は聞いたことのある宝石だと思います。

有名どころで言えば、イギリス王室でチャールズ皇太子がダイアナ妃に送った指輪がサファイアでしたね!

ところで皆様は、サファイアについてどんな印象をお持ちですか?

大抵の方は青色の石だ〜!と思うはずです。それもそのはず、サファイアの語源、由来はラテン語で『青』です!

和名では『蒼玉』(セイギョク)と呼ばれており、それほどに青が印象的な石ということが名前からも伺えますね。

⑴サファイア の色

冒頭でもお話ししたように、サファィア=青!という印象ですが、実はサファィアは青色以外にも、オレンジ、グリーン、バイオレット、ピンクなど様々な色があり、それらはファンシーカラーサファィアと呼ばれます。

ちなみに赤色のものはサファイア ではなくルビーになります。

えー!!!って思いませんか?サファィアとルビー?同じなのー??

そもそもサファィアとルビーは、鉱物の種類としては同じコランダムという鉱物です。

不純物の混じっていないコランダムは無色透明。

そこに不純物→酸化クロムを含むとルビーに、鉄やチタンを含むとサファイアとなります。

つまり、無色透明だった兄弟が成長する過程でそれぞれ別のお友達(不純物)に出会い、

いつも一緒だった二人はそれぞれ別々の道を歩むことになるわけです。

これを知った時、衝撃すぎて私は椅子から転げ落ちそうになりました。

⑵サファイアはどこで採れるの?

ビルマ・スリランカ・インド・タイ・オーストラリアなど。その中でもインドとパキスタンの国境に位置するカシミール地方で産出されるサファイア が最も高級とされています。

⑶サファイアの色と品質って?

色をもつ宝石は、その色が濃いほど価値が高いですが、ただ濃いだけではなく、色が美しくなくてはならないのは当然です。サファイアも同じで、美しい青が濃厚なサファイアが最も価値があり、コーンフラワーブルーという柔らかく濃いブルーこれが最も評価の高いお色です。次にロイヤルブルーというほんの僅かにパープルがかったブルーお色味、ブルー以外では帯橙ピンク色のサファイアはパパラチアと呼び、高く評価されます。さらに産地で言えばカシミール産のコーンフラワーブルー、続いてミャンマー産のロイヤルブルーが価値の高いサファイアと言われています。

⑶サファイア の言い伝え

サファイアは貞節な愛を表し、女神ビーナスに結び付けられています。

夫や妻が不貞を働くとサファイアの光沢が失われると言われており、

持ち主を邪悪な思いから守るお守り石としても有名です。

また、よこしまな人間が持っても輝かないとも伝えられています。

⑷サファイア の宝石言葉

『誠実』、『慈愛』、『徳望』です。

⑸まとめ

色石の中でも特に多くの色を持つサファイヤ。自分の誕生石の色が好みではないというお話はよく耳にしますが、サファイア なら選び放題ですね😊恋愛のお守りとしても人気のあるサファイア。9月生まれの方はもちろん、背中をそっと押してくれる恋愛お守りジュエリーとしてもオススメです。

「ヴァイオレットサファイア・ピンクサファイア」

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